すでに肺炎予防をしている方へ
すでに、予防接種を受けた方へ
高齢になるほど、肺炎のリスクは高くなります。
肺炎による死亡率は、65歳を過ぎると年齢とともに上昇していきます。

厚生労働省. 人口動態統計(確定数)2017年より作成
65歳、70歳、75歳と年齢があがるほど肺炎で亡くなる方の割合が増加します。うがい、手洗い、マスクの着用、そして予防接種といった肺炎予防をしっかり続けましょう。
成人用肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方へ
成人用肺炎球菌ワクチンは2種類あります。
一度ワクチンを接種された方は、かかりつけ医やお近くの医療機関にご相談ください。
なお、23価肺炎球菌ワクチンの再接種(2回目接種)は定期接種の対象とはなりません。任意接種となります。
接種間隔について
- 成⼈⽤肺炎球菌ワクチンの種類により、接種間隔が異なります。
- 23価肺炎球菌ワクチンの場合、2回⽬、3回⽬の接種で、接種間隔が短くなると、局所の副反応(接種部位の⾚み、痛み、腫れなど)が強く出ることがあるため、5年以上の接種間隔をあける必要があります。
- 再接種については、ご⾃⾝の健康状態を含め、お医者さんとよく相談して決めてください。
過去の接種歴について
成⼈⽤肺炎球菌ワクチンを接種した際、接種⽇を記載したカードやシールを受け取っていないでしょうか。お⼿許にないかご確認ください。

いつ接種したかわからない⽅へ
肺炎球菌ワクチンをいつ接種したかわからない⽅は、以下の⽅法で確認してみてください。
接種した医療機関の医師への お問い合わせ
⾃治体の補助を受けて接種した場合は、⾃治体のお問い合わせ窓⼝
まったくわからない場合でも、お医者さんと相談することは可能です。
再接種に関するよくある質問

肺炎球菌ワクチンは生涯に1回接種すれば大丈夫ですか?

おひとりおひとりの状態によって異なります。再接種の必要性や、いつ接種するかについてはお医者さんにご相談ください。
※成人用肺炎球菌ワクチンは2種類あります。

再接種を考える際、気をつけることはありますか?

再接種を受ける際、初回接種から必ず5年以上あけてください。
5年以内に23価肺炎球菌ワクチンの再接種を⾏うと、注射部位の痛みなどが強く出る恐れがあります。
再接種を希望される場合は、お医者さんにご相談ください。