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肺炎予防に関するQ&A

みなさまから寄せられた ご質問集

これまでに、みなさまから寄せられたおもなご質問と、その答えについて、ご紹介いたします。ぜひ、参考にしてください。



肺炎とその予防に関するご質問

肺炎は、やはり冬に多い病気なのでしょうか?

肺炎は、冬に限らず、一年を通して、いつでもかかる可能性のある病気です。
風邪やインフルエンザなどが原因で肺炎にかかってしまうこともありますが、特に体力や抵抗力(免疫力)が落ちてきているときなど、季節を問わず注意が必要です。
また、唾液や飲み物、食べ物などが気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)による肺炎もあります。これは、唾液に含まれる細菌が、肺炎を引き起こしてしまうためです。

肺炎は、防ぐことが可能な病気ですか?可能だとしたら、どのようなことがありますか?

肺炎を防ぐには、毎日できる予防の一環として、うがい・手洗い・マスクの着用などがあります。また、日頃から、持病の治療につとめたり、禁煙をしたり、からだの抵抗力(免疫力)を高めたりするようなことも有効とされています。
そのほか、慌てて食べ物を食べたり飲んだりしないことや、口の中を、つねに清潔に保つことなども大切です。規則正しい生活を心がけながら、医療機関で肺炎球菌ワクチン*を接種するなど、できることをはじめてみましょう。
* 肺炎球菌感染症の予防接種は、すべての肺炎を防ぐものではありません。

どのようなことをすれば、からだの抵抗力(免疫力)を高めることにつながりますか?

規則正しい生活、栄養バランスのよい食事、軽い運動などが、からだの抵抗力(免疫力)の向上によいとされています。また、持病のある方は、その治療につとめたり、たばこを吸っている方は、禁煙するなど、できることはいろいろあります。
太陽の光を浴びて、軽く汗を流す。帰ったら、うがいや手洗いをする。
そんなことから、からだは丈夫になっていきます。
健康を意識した生活をすることが、一番です。※軽い運動時など、けっして無理をなさらないでください。また運動制限などがある方は、お控えください。



肺炎球菌に関するご質問

肺炎球菌とは、どのような菌ですか?

肺炎球菌は、日常でかかる肺炎で一番多い原因菌といわれており、肺炎と深い関わりを持つ細菌です。莢膜(きょうまく)という分厚い膜につつまれており、その種類は90以上あるといわれています。
肺炎以外にも髄膜炎や副鼻腔炎、中耳炎などを起こします。

肺炎球菌はどうやって感染するのですか?

肺炎球菌はヒトの鼻や喉でしか生きられません。主に子どもの鼻や喉に存在し、子どもの咳やくしゃみで広がり、からだの抵抗力の低下した高齢の方などに感染した場合に肺炎を起こすといわれています。子どもと接触する機会がある方は、特に予防が大切です。

肺炎球菌感染症は、なぜ予防したほうがよいのでしょう。

肺炎球菌は、莢膜(きょうまく)という分厚い膜に包まれているため、からだの免疫からの攻撃に強く、退治するのが難しい細菌です。多くは抗菌薬(抗生物質)で適切に治療すれば治りますが、抗菌薬(抗生物質)が効かない耐性菌も登場しており、場合によっては肺炎球菌感染症は重症化することもあります。そのため、予防がとても大切です。

肺炎予防のために、できることがあります。



成人用肺炎球菌ワクチンに関するご質問

肺炎球菌ワクチンって、どういうものですか?

肺炎球菌によって起こる肺炎などの感染症を防ぐワクチンです。

65歳にならないと、接種はできませんか?対象年齢に決まりはあるのですか?

基礎疾患(心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気、喘息やCOPDなどの呼吸器の病気、糖尿病、腎臓病など)をお持ちの方は、肺炎のリスクが高く、65歳以上でなくとも接種がすすめられている場合もあります。くわしくは医療機関やお医者さんにご相談ください。

接種にふさわしい時期はありますか?いつ接種したらよいのか、わかりません。

肺炎は、一年を通してかかる可能性のある病気です。普段元気な人でも、注意が必要なため、元気なうちに予防することが大切です。医療機関や、お医者さんにご相談ください。

副反応には、どのようなことがありますか?

接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛むことがありますが、通常5日以内で治まります。
そのほか、熱っぽい、だるいなど体調の変化があった場合には、すぐにお医者さんにご相談ください。

肺炎球菌ワクチンは生涯に1回接種すれば大丈夫ですか? 

おひとりおひとりの状態によって異なります。再接種の必要性や、いつ接種するかについてはお医者さんにご相談ください。

インフルエンザワクチンと同時に接種することは可能ですか?個別に受ける場合は、どのくらいの期間を空ければよいですか? 

お医者さん(特にかかりつけのお医者さんなど)の判断により、同時に接種することもあります。
同時接種については、お医者さんとご相談ください。
同時接種しない場合には、通常6日以上空けて接種します。その際、どちらのワクチンから接種するか、特に決まりはありません。
インフルエンザワクチンは毎年、秋口から接種がはじまりますが、肺炎球菌ワクチンは、季節を問わず、接種することが可能ですので、お医者さんにご相談ください。

肺炎球菌ワクチンと新型コロナワクチンと、同時に接種できますか?

原則として新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンを、同時に接種することはできません。片方のワクチンを受けてから2週間あける必要があります。
※4月1日に新型コロナワクチンを接種した場合、肺炎球菌ワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。

参考:厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A

肺炎球菌ワクチンの接種には費用の助成制度がありますか? 

公費助成を受けられる場合がありますので、くわしくは、お住まいの自治体にお問い合わせください。



監修

地方独立行政法人 長崎市立病院機構 副理事長/長崎みなとメディカルセンター 院長 門田淳一先生


この啓発活動はMSD株式会社が行っております。

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