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肺炎になるとどうなるの?

肺炎と風邪との違い、
肺炎のリスクを知ってください。

肺炎は風邪と違って命に関わります!

肺炎の主な症状は、発熱、咳、たんなどで、風邪とよく似ており、症状から見分けるのは難しいのですが、両者はまったく異なる病気です。大きな違いは感染が起こる部位です。風邪は主に鼻や喉といった上気道に原因微生物が感染して炎症を起こすのに対して、日常でかかる肺炎は主に肺の中の感染症であり、肺胞という部位に炎症が起こります。

肺炎と風邪の感染部位肺炎と風邪の感染部位

肺胞は、酸素を取り込み二酸化炭素を吐き出す「呼吸」を行っているので、肺胞に炎症が起こると、息苦しさを感じたり、呼吸が速くなったり、ときに呼吸困難に至ることもあります。
このように肺炎は入院が必要なほど重症化する場合があるので、「風邪」とはまったくの別物と考えて注意すべき病気です。

高齢者の肺炎の特徴

若い人に比べて高齢者の肺炎では、症状がわかりづらい、高熱が出にくいという特徴があります。発熱や咳、たんなどの症状があまりみられず、むしろ、なんとなく元気がない、食欲がない、意識がはっきりしないといった様子で、ご家族などが肺炎と気づかないうちに重症化する危険性もあります。また高齢者では急激に症状が進行することもあります。体力、免疫力が低下した高齢者では、肺炎が重症化して命に関わることがありますから、風邪のような症状がある、体調がおかしい、元気がないなど、いつもとは違う症状が長引く場合には、お早めにお医者さんにご相談ください。

肺炎と風邪の特徴肺炎と風邪の特徴

  1. 1) 日本呼吸器学会. 呼吸器の病気 A-04感染性呼吸器疾患 市中で起こる肺炎
    http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=4(2018/6/30アクセス)
  2. 2) 日本呼吸器学会. 成人肺炎診療ガイドライン2017
  3. 3) 日本呼吸器学会. 呼吸器の病気 A-01感染性呼吸器疾患 かぜ症候群
    http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=2(2018/6/30アクセス)
  4. 4) 藤友結実子 他. 京府医大誌. 2013; 122(8): 541-547.
  5. 5) Norman DC. Clin Infect Dis.2000; 31(1): 148-151.
  6. 6) 厚生労働科学研究費補助金、新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業、重症型のレンサ球菌・肺炎球菌感染症に対するサーベイランスの構築と病因解析、その診断・治療に関する研究(H22- 新興- 一般- 013)報告書

高齢者が肺炎になると・・・

  • ●入院により足腰の筋肉が衰える1)
  • ●入院により認知症になる可能性がある2)
  • ●糖尿病の方は、その病状が悪化する3)
  • ●心筋梗塞のような心臓の病気や脳卒中にかかりやすくなる4)

ことが報告されています。

  1. 1) Martín-Salvador A, et al. Arch Bronconeumol. 2015; 51(10): 496-501.
  2. 2) Shah FA, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2013; 188(5): 586-592.
  3. 3) Falcone M, et al. Medicine (Baltimore). 2016; 95(5): e2531. DOI: 10.1097/MD.0000000000002531.
  4. 4) Corrales-Medina VF, et al. JAMA. 2015; 313(3): 264-274.

脳卒中 心臓の病気 認知症 糖尿病 足腰の衰え脳卒中 心臓の病気 認知症 糖尿病 足腰の衰え

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)に気をつけよう!

誤嚥性肺炎とは、唾液や飲食物などが誤って気管に入り、それと一緒に細菌などが肺に入り込むことで起こる肺炎です。高齢者では、気管に入ったものを咳で外に出す力が弱くなったり、飲み込む力が弱くなっているため、誤嚥が起こりやすくなります。誤嚥するのは飲食物に限りません。たとえば夜寝ている間にわずかずつ唾液が気管に流れ込むことがあり、こうした唾液にたとえば肺炎球菌などの細菌が含まれていると肺炎を起こすことがあります。誤嚥性肺炎の多くは唾液に含まれる細菌が原因になります。また、誤嚥しやすい方は繰り返し誤嚥性肺炎を起こすようになります。ですから、常に口の中を清潔に保つことは肺炎予防にとっても重要なことなのです。

監修大分大学医学部 呼吸器・感染症内科学講座 教授 門田淳一先生