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成人用肺炎球菌ワクチンについて

肺炎予防のためにできることのひとつに、
予防接種があります。

肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。
※肺炎球菌感染症の予防接種は、すべての肺炎を防ぐものではありません。
※新型コロナウイルスなどウイルスによる感染症や、肺炎球菌以外の細菌による感染症は、肺炎球菌ワクチンでは予防することができません。
(2020年2月28日追記)

肺炎予防のためにできることのひとつに、 予防接種があります。

以下に該当する方は、成人用肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。

65歳以上の高齢者には強く推奨されています。

日本呼吸器学会. 成人肺炎診療ガイドライン2017 p144

以下の基礎疾患を持つ方にも推奨されています。

心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気、喘息やCOPDなどの呼吸器の病気、糖尿病、腎臓の病気などの持病を持っている方、脾臓摘出を受けた方 など

日本内科学会成人予防接種検討ワーキンググループ 成人予防接種のガイダンス2016年改訂版



成人用肺炎球菌ワクチン接種にあたってのご注意

肺炎球菌ワクチンは、接種してから抗体(免疫)ができるまで、平均でおよそ3週間ほどかかります。
接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛みがでたりしますが、通常5日以内には治まります。
そのほか、熱っぽい、だるいなど体調の変化があった場合には、すぐにお医者さんに相談してください。

以下の方は、接種することができません。くわしくは、お医者さんにご相談ください。

接種当日に、あきらかな発熱があるなど体調の悪い方

重い急性の病気にかかっている方

肺炎球菌ワクチンによってアナフィラキシーを起こしたことがある方



接種費用について

成人用肺炎球菌ワクチンの接種にかかる費用は、お住まいの市区町村や医療機関によって異なります。
また、接種費用の助成が行われる場合があり、その助成の内容も各市区町村によって異なります。
お住まいの市区町村へご確認ください。



成人用肺炎球菌ワクチンの定期接種制度があります

成人用肺炎球菌ワクチン*をはじめて接種される方のみ公費助成が受けられます。

*:定期接種の対象となる成人用肺炎球菌ワクチンについてはお医者さんにご確認ください。

※助成の有無や、助成内容、助成の時期については、お住いの市区町村によって異なる場合があります。



インフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンの接種をあわせて行うことで、さらに肺炎予防につながります。
肺炎を予防するために、成人用肺炎球菌ワクチンだけでなく、インフルエンザワクチンを接種することも強く推奨されています1)

1)日本呼吸器学会. 成人肺炎診療ガイドライン2017 P155

インフルエンザから肺炎になることもあります。



監修

地方独立行政法人 長崎市立病院機構 副理事長/長崎みなとメディカルセンター 院長
門田淳一先生

この啓発活動はMSD株式会社が行なっております。

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